探偵に相談する前に知っておきたいこと【第2回】

浮気調査の料金はどう決まる?「時間」だけでは決まらない調査料金の考え方 探偵に依頼する前に

浮気調査の料金はどう決まる?「時間」だけでは決まらない調査料金の考え方

「浮気調査を探偵に依頼すると、いくらくらいかかるの?」

浮気調査を考え始めた方にとって、料金は非常に気になるところだと思います。

インターネットで探偵事務所を検索すると、

「1時間○○円」
「調査員1名○○円」
「1日○○円」
「成功報酬」

など、さまざまな料金体系を目にします。

しかし、浮気調査の料金は、単純に表示されている時間単価だけで決まるものではありません。

調査の目的、対象者の状況、行動パターン、調査開始時間や場所、移動手段、調査地域、必要となる調査員の人数、車両の使用、調査時間など、さまざまな条件によって必要な調査体制が変わるからです。

つまり、

「何時間調査するか」だけではなく、「どのような調査を、どのような体制で行う必要があるのか」

を考えたうえで、調査料金を考える必要があります。


まず重要なのは「何を調べたいのか」

第1回でもお話ししましたが、浮気調査では最初に、

「自分は何を知りたいのか」

を整理することが大切です。

例えば、

「夫が浮気をしているのか確認したい」

という調査と、

「浮気相手が誰なのか特定したい」

「浮気相手との関係を確認したい」

「離婚や慰謝料請求を検討するために必要な事実を確認したい」

という調査では、必要となる調査内容が同じとは限りません。

調査目的が違えば、確認すべき行動や必要な調査時間、調査方法も変わってきます。

そのため、最初から、

「5日間調査してください」

と日数だけを決めるのではなく、

「何を確認するために、どのような調査が必要なのか」

という順番で考えることが重要です。


調査を開始する「時点」と「場所」によっても調査体制は変わります

浮気調査の料金や調査体制を考えるうえで重要なのが、

「対象者が、いつ、どこから行動を開始するのか」

という点です。

ただし、これは探偵側が一方的に決めるものではありません。

当事務所では、契約前の打ち合わせの段階で、ご依頼者様からいただいた情報をもとに、調査の開始時間や開始場所、対象者の行動予測、調査方法などについて具体的に打ち合わせを行います。

そのうえで、調査目的に合わせた調査計画を組み立て、必要となる調査員や車両などを検討していきます。

例えば、ご主人や交際相手の男性について浮気調査を行うケースを考えてみます。

日中は勤務しているため、

「仕事が終わってから調査を開始したい」

というご希望があったとしても、対象者の仕事の形態によって実際の調査計画は変わります。


勤務先から必ず退社するケース

例えば、毎日ほぼ決まった場所で勤務し、勤務終了後には必ず勤務先から出てくることが分かっている場合。

この場合は、

勤務先を調査開始場所として、退社する時間帯から調査を開始する

という計画を立てることができます。

しかし、ここでも単純に、

「勤務先の前で待っていればいい」

とは限りません。

例えば、大きなオフィスビルや商業施設などの場合、

  • 正面玄関
  • 裏側の出入口
  • 従業員専用出入口
  • 地下駐車場への出入口
  • 地下からの連絡通路
  • 1階以外のフロアから外へ出られる出入口
  • 駅や別の建物につながる連絡通路

など、複数の出入口や移動経路が存在する場合があります。

対象者がどの出入口を利用する可能性があるのかによっては、調査員の配置や待機位置、必要となる人数なども変わってきます。

正面玄関だけを確認していればよいのか、それとも裏側や地下出入口なども考慮する必要があるのか。

建物の構造を把握せずに調査を開始すれば、対象者が別の出口から出たことで、調査そのものが難しくなる可能性もあります。

そのため、こうした点についても、契約時の打ち合わせや事前確認の中で検討します。


直行・直帰が多い対象者の場合

一方、営業職などで直行・直帰が多く、

勤務先に戻らず、営業先や立ち回り先からそのまま仕事後の行動に移ることが多い対象者

の場合は、さらに調査計画が変わります。

この場合、

「勤務先から出てくるところを確認して、その後を追えばいい」

という方法では対応できません。

ご依頼者様から、

「この日は○○方面の営業先に行く予定」

「普段は○○駅周辺を回っている」

などの情報をいただいているのであれば、それらを含めて、

どこを調査開始場所とするのか、何時頃から調査を開始するのか、どのような調査体制が必要なのか

を打ち合わせて決定していきます。

つまり、調査開始場所や開始時間は、探偵側が勝手に決めるものではなく、ご依頼者様との事前の打ち合わせと、調査目的・対象者の状況を踏まえて決定していくものなのです。


調査開始時間を早くすればよい、というものでもありません

「早い時間から調査を始めれば、対象者を見失う可能性が減るのでは?」

と考える方もいるかもしれません。

しかし、調査時間を長くすれば、その分だけ費用も増えることになります。

反対に、調査開始時間を遅くしすぎれば、その前に対象者が動いてしまう可能性があります。

だからこそ、

「何時から始めるのが適切なのか」

を、ご依頼者様から得られた情報と調査側の判断を合わせて検討することが重要になります。

例えば、

「対象者は18時に勤務先を出る」

という情報があったとしても、

  • 本当に18時に退社するのか
  • どの出入口を使うのか
  • 徒歩なのか自動車なのか
  • 駅へ向かうのか
  • 勤務先から直接別の場所へ向かうのか

などによって、必要な調査方法は変わります。


徒歩なのか、自動車なのかでも必要な体制は変わります

対象者の移動方法によっても、必要な調査体制は変わります。

徒歩、電車、バス、自転車、自動車など、どのような移動手段を利用するのかによって、調査員の配置や車両の必要性が変わることがあります。

例えば徒歩や公共交通機関による移動であれば、車両を使用しない調査方法を検討できる場合があります。

一方、自動車で移動する対象者の場合には、車両による追尾が必要になることもあります。

さらに、対象者が自動車で移動した後、途中から徒歩や電車に乗り換えることもあります。

このように、調査開始時点だけではなく、その後にどのような行動をする可能性があるのかまで考えて調査体制を組む必要があります。

その結果として、必要となる調査員の人数や車両台数なども変わってくるのです。


調査する地域によっても必要な体制は違います

浮気調査では、対象者がどこを移動するのかという「地域特性」も重要です。

例えば、東京都内や大阪市内などの都市部では、公共交通機関が非常に発達しています。

駅も多く、電車や地下鉄を利用して移動することも珍しくありません。

また、駅周辺や繁華街では非常に多くの人が行き交います。

対象者が人混みの中に入っていく場合、対象者を見失わないための調査体制を考える必要があります。

一方、福井県、石川県、奈良県、和歌山県などでは、県庁所在地や繁華街であっても、東京や大阪の中心部とは街の規模や人の流れ、交通事情が異なります。

もちろん地域によって状況は異なりますが、都市部と比較して移動範囲や人の流れが限定されるケースでは、少ない人員でも調査を進めやすい場合があります。

つまり、

同じ「5時間の浮気調査」であっても、調査する地域や対象者の移動方法によって、必要となる調査体制は変わる可能性があるのです。


「普段こうだから」という予測が外れることもあります

浮気調査では、ご依頼者からいただく情報が非常に重要です。

ご家族だからこそ知っている生活習慣や勤務状況、外出する曜日、普段の移動手段などは、調査計画を立てるうえで大切な情報になります。

しかし、普段の行動と調査当日の行動が必ずしも一致するとは限りません。

例えば、仕事をしていない奥様や交際相手の女性について、

「午前中はほとんど家にいるので、午後から調査を開始すればいいと思います」

という情報があったとします。

また、

「普段は自転車で移動しているので、今回も自転車だと思います」

という予測があったとします。

ところが実際には、

調査開始予定時刻より前に、すでに外出していた。

あるいは、

自転車で出掛けると思っていたところ、自宅の裏手まで不倫相手が自動車で迎えに来ていた。

というように、事前に想定していた行動や移動手段とは違う動きをする可能性もあります。

ご依頼者からいただく情報は非常に重要ですが、それをすべて確定した事実として扱うのではなく、

「確実に分かっていること」と「普段の行動から予測していること」を分けて考える

ことも、調査計画を立てるうえでは重要です。

事前の予測だけを前提に調査開始時間や人員、車両体制を決めてしまうと、実際の行動に対応するために調査時間の延長や体制変更が必要となる場合があります。

結果として、当初想定していた調査内容や見積金額と、実際に必要となる調査内容・費用に差が生じることもあります。

だからこそ、調査は単純な時間計算だけでは組み立てられないのです。


成功報酬なら「結果が出なければ0円」と考えてよいのでしょうか?

探偵事務所の料金体系を調べていると、

「結果が出なければ費用はいただきません」

「浮気の証拠が取れなければ調査料金0円」

といった成功報酬型の広告を目にすることがあります。

このような料金体系を検討される場合には、「何をもって成功とするのか」「成功しなかった場合に、どの費用が発生するのか」など、契約内容を確認することが重要です。

浮気の証拠を取得するためには、実際に証拠を撮影する時間だけではなく、その前段階で、

  • 対象者の行動確認
  • 下見
  • 行動パターンの把握
  • 調査場所の確認
  • 調査方法の検討
  • 必要な人員・車両の準備

などに、時間や人員、諸経費が必要となる場合があります。

そのため、何の準備もせず、証拠を取れた場合だけ費用が発生し、取れなければすべて無料という仕組みが、すべての浮気調査にそのまま当てはまるわけではありません。

当事務所にも、他社との契約について、

「最初は『結果が出なければ0円』と説明されていたのに、契約後になって『この調査は成功報酬ではできない』と言われた」

という趣旨のご相談が寄せられたことがあります。

もちろん、個々の契約内容によって事情は異なりますので、他社の料金体系そのものを否定するものではありません。

ただ、

「成功とは何を指すのか」
「どこまでが無料なのか」
「どの段階から費用が発生するのか」

については、契約前に確認しておくことが大切です。


当事務所では、一般的な浮気調査に成功報酬制を設けていません

当事務所では、一般的な浮気調査について、基本的に成功報酬制を設けていません。

これは、浮気調査において、証拠を取得するその瞬間だけが調査ではないと考えているからです。

対象者の行動を把握し、下見を行い、調査方法を検討し、必要な人員や車両を準備し、実際の調査に入る。

そこには、証拠を取得するまでの準備と積み重ねがあります。

一方で、すべての調査について成功報酬という料金体系を否定しているわけでもありません。

例えば、相当な難易度の高い証拠収集調査や、失踪人・家出人の捜索など、特殊な条件が揃った調査では、成功報酬という料金体系を検討する場合があります。

ただし、その場合にも、

「あとは証拠を取るだけ」

「あとは対象者を発見するだけ」

というところまで、事前に必要な調査や情報収集を行い、条件を整えていることが前提となります。

つまり、最初から何も分からない状態で、

「成功したら報酬、失敗したら0円」

という単純な話ではありません。

そこに至るまでに時間と費用をかけて事実関係を積み上げ、調査の核心部分だけを残せる状態まで準備できているかどうか。

これが、成功報酬を検討できるかどうかの大きな違いになります。


料金の安さだけで探偵事務所を比較しない

探偵事務所を選ぶ際、

「1時間いくらなのか」

「成功報酬なのか」

「総額はいくらなのか」

という料金面はもちろん重要です。

しかし、それだけで判断するのではなく、

その料金で、何をどこまで調査してもらえるのか

を確認することが大切です。

例えば、

  • 調査員は何名なのか
  • 車両費は含まれているのか
  • 調査時間は何時間なのか
  • 延長料金はいくらなのか
  • 下見や準備調査は含まれているのか
  • 報告書作成費は含まれているのか
  • その他の実費が発生するのか
  • 成功報酬の場合、「成功」とは何を意味するのか
  • 成功しなかった場合に費用は発生するのか

こうした点を契約前に確認しておくことが重要です。


当事務所では「調査企画見積書」を作成しています

当事務所では、ご相談をいただいた段階で、単純に一律の調査日数や料金を提示するのではありません。

まず、

  • 調査の目的
  • 現在分かっている情報
  • 対象者の勤務状況
  • 行動パターン
  • 調査開始時点
  • 調査開始場所
  • 勤務先や建物の構造
  • 出入口や移動経路
  • 移動手段
  • 調査地域
  • 必要となる調査員
  • 車両の必要性
  • 想定される調査時間

などを確認します。

そのうえで、

「何を調査するのか」

「どのような方法で調査するのか」

「どの程度の調査体制が必要なのか」

「その場合、費用はいくらになるのか」

を整理し、調査企画見積書を作成しています。

調査開始時間や開始場所についても、こうした打ち合わせの中でご依頼者様と確認し、調査目的に応じた計画を組み立てていきます。


浮気調査の料金は「何時間」ではなく「どのような調査が必要なのか」で考える

浮気調査の料金を考えるとき、

「1時間いくらなのか」

「何日必要なのか」

という数字だけを見るのではなく、

なぜその調査時間が必要なのか。

なぜその人数が必要なのか。

なぜ車両が必要なのか。

という部分まで確認することが大切です。

浮気調査は、対象者の行動を事前に完全に予測できるものではありません。

だからこそ、

調査目的
↓
対象者の状況
↓
ご依頼者様との打ち合わせ
↓
調査開始時間・開始場所の設定
↓
行動・移動手段・地域特性の検討
↓
必要な調査体制
↓
調査時間
↓
費用

という順番で考える必要があります。

そして、調査を依頼するかどうかを決める前に、その内容をきちんと説明してもらうことが重要です。

当事務所では、

「まだ依頼するか決めていない」

「料金だけ知りたい」

「他社から提示された見積もりについて相談したい」

「そもそも自分の場合、調査が必要なのか分からない」

という段階でのご相談も承っています。

浮気調査は、料金だけで選ぶものではありません。

何を知りたいのかを整理し、その目的に対してどのような調査が必要なのかを考え、その調査に必要な費用を確認する。

それが、納得できる調査を依頼するための第一歩です。


関連情報

浮気調査の実例・料金の詳細
https://www.tantei-1.com/menu/uwaki-rei

浮気調査・離婚調査について
https://www.tantei-1.com/menu/uwaki

浮気・不倫の事実確認と証拠収集について
https://www.tantei-1.com/menu/uwaki-chousa


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